- 春日井市で家の解体工事を考えてる
- できればいろんな費用事例が知りたいな
- 補助金があるって聞いたけど…
ここでは、豊和が愛知県春日井市で実施してきた解体工事の費用事例をご紹介します。!
記事の後半には、愛知県春日井市の解体工事の補助金制度についても解説します。春日井市で解体工事を検討している方はぜひ最後までお付き合いください!
愛知県春日井市の解体工事の費用事例集について
こちらでは愛知県春日井市で施工した建物の解体工事や家回りの庭石の撤去工事、ブロック塀の解体工事、そして内装解体の費用事例をご紹介します。
多くの事例をご参考にしていただき、費用の相場をつかむのにお役立てください。
鉄骨2階建て32坪の解体工事の費用事例
建築規模 | 鉄骨造2階建て32坪 | |||
所在地 | 愛知県春日井市美濃町 | |||
工期 | 5日間 | |||
工事内容 | 解体工事、砕石敷き | |||
費用 |
解体費用 120万円 | |||
砕石敷き 15万円 |
ホームページから直接ご依頼をいただきました。鉄骨造の2階建ての解体工事です。
住宅の密集地のため、取り壊し作業に入る前に隣地との境界に足場養生シートをかけます。建物前までの道がとても狭いため、重機は3tクラスのミニ重機を使用しました。
そのため2階部分は手作業での解体作業でした。敷地の範囲が狭く、廃材の積み込みにも少し手間もかかりましたが、無事更地になりました。
最後は砕石を敷きと転圧をして、車が乗り入れできるように仕上げました。
木造プレハブの解体工事の費用事例
建築規模 | 木造プレハブ20坪 | |||
所在地 | 愛知県春日井市如意申町 | |||
工期 | 3日間 | |||
工事内容 | 庭木の伐採 | |||
費用 | 60万円 |
「庭の竹や樹木が荒れてしまい、隣地に越境して困っている」というご相談をいただきました。
目の前が月極駐車場になっており、工事車両は駐車できたため、ミニ重機と併用でチェンソーで伐採しながら撤去作業を進めました。予定通り3日作業で伐採工事は完工です。
今回は根っこそのまま残して伐採するという条件でしたので、根本で切断しました。キレイなお庭に戻り、越境問題が解決してよかったです。
罹災(火災)現場34坪の解体工事の費用事例
建築規模 | 木造2階建て34坪 | |||
所在地 | 愛知県春日井市高山町 | |||
工期 | 9日間 | |||
工事内容 | 建物の解体工事、外構撤去 | |||
費用 | 建物の解体工事 136万円 | |||
付帯工事 25万円 |
弊社ホームページから罹災でお困りとのご連絡をいただきました。
火災現場は、ニオイや飛散でご近隣に迷惑がかかってしまうため、ご依頼いただいてすぐ解体工事の段取りをさせていただきました。
火災で建物が弱くなっているので、外側に倒れていかないように慎重に進めました。キレイに更地に戻せて良かったです。お客様もホッと一安心のご様子でした。
罹災(火災)現場34坪の解体工事の費用事例
規模 | 延べ床94坪 | |||
所在地 | 愛知県春日井市八田町 | |||
工期 | 20日間 | |||
工事内容 | 火災現場の解体工事 | |||
費用 | 358万円 |
ホームページから「木造長屋が火災に遭ってしまった」とのご相談をいただきました。火災から1ヶ月ほど経過しており、早急に解体工事に着工してほしいとのことでした。
倒壊による二次災害の心配があり、早急に対応させていただきました。
着工当初は廃材が散乱しておりましたが、分別作業と搬出が進み、きれいな更地になりました。お陰さまで、解体工事中のご近所からのクレームなどもなく、無事に問題なく完工できました。
木造リフォーム工事70平米の内装解体の費用事例
建築規模 | 木造70平米 | |||
所在地 | 愛知県春日井市六軒屋町 | |||
工期 | 6日間 | |||
工事内容 | 内装解体 | |||
費用 | 70万円 |
お世話になっている建築屋さんからご依頼を頂きました。
1階のリビングとキッチンの間仕切り壁や天井などすべて撤去して、大きなワンルームにします。外壁サイディングと窓枠もすべて撤去です。切り離し部分が破損しないようカッターを入れて処理しました。
最後は床の大引き残しで、無事に完工です。
庭木と庭石を撤去するお庭の解体工事の費用事例
規模 | お庭150平米 | |||
所在地 | 愛知県春日井市篠木町 | |||
工期 | 3日間 | |||
工事内容 | お庭の解体 | |||
費用 | 49万円 |
ホームページから直接ご依頼をいただきました。お庭は広いのですが、大きな庭石や庭木が点在しており、重機の進入経路も狭いため、廃材の搬出作業するのに少し時間がかかりました。
庭木から伐採して、サイズの大きい庭石は割って小さくしました。最後はフラットに仕上げるため、余分な残土もすきとり、整地して完工です。
風通しがよく、明るいお庭になりました。
ブロック塀の解体工事の費用事例
規模 | ブロック塀28m | |||
所在地 | 愛知県春日井市鳥居松町 | |||
工期 | 2日間 | |||
工事内容 | ブロック塀の解体 | |||
費用 | 25万円 | |||
補助金 | 10万円受給 |
弊社ホームページから直接ご依頼をいただきました。「ご自宅のブロック塀が傾ており、とても危ない気がするので見てほしい」というご相談をいただきました。
全長28mと長い範囲で全体的に傾いており、ひび割れや一部破損も目立ちました。
春日井市のブロック撤去の補助金が適用できたので、弊社で申請を代行させていただき、お施主様は10万円の補助金を受給することができました。
在来お風呂のハツリ解体工事の費用事例
規模 | 1,800x1,200 | |||
所在地 | 愛知県春日井市熊野町 | |||
工期 | 1日間 | |||
工事内容 | お風呂の解体 | |||
費用 | 9万円 |
いつもお世話になっている建築屋さんからのご依頼で、在来風呂からユニットバスへのリフォームで、お風呂の解体工事をしました。
風呂桶を撤去して土間コンクリートをハツリ、ガレキを外へ出していきます。残土もFLより掘り下げた分、搬出していきます。
最後にユニットバスの寸法に必要な幅を確保するために、ラス壁を撤去して、無事に完工です。
外構ブロック・アプローチの解体工事の費用事例
規模 | 外構アプローチ | |||
所在地 | 愛知県春日井市神領町 | |||
工期 | 1日間 | |||
工事内容 | ブロック解体工事 | |||
費用 | 12万円 |
玄関前アプローチを解体して、車をもう一台駐車できるようにしたいというご要望をいただきました。
玄関前の門柱ブロックを撤去して先ずは重機を中に入れ、土間のコンクリートやブロック基礎を撤去しました。つづいてアプローチ部分の残土を撤去して、カーポート側の土間の高さと揃え、駐車スペースをつくりました。
愛知県春日井市の解体工事の補助金について
愛知県春日井市の解体工事の補助金には、①一般の木造住宅と②空き家の2種類が整っており、最大20万円を受給することができます。
対象条件や手順をよく読んで、ご自身の助成金・補助金の受給にお役立て下さい。
- ①木造住宅解体工事費補助金
- ②老朽空き家解体工事費補助金
①木造住宅解体工事費補助金
木造住宅に限りますが、昭和56年以前に建築された家であれば、おおむね対象となり、最大20万円を受給することができます。
手続きの一環として春日井市が実施する耐震診断を受ける必要があるため、補助金申請に時間がかかることに注意してください。
対象と給付金額について
次の条件をすべて満たす市内の木造住宅となります。
- 1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられたもの。
- 春日井市が実施する【木造住宅無料耐震診断】の結果、判定値が1.0未満であるもの。
補助金の対象は建物のみ解体費用となり、外構や残置物などの撤去工事は対象とはなりません。
- 補助対象工事に要する経費の23%
- 補助限度額は20万円
- 予定戸数 〇〇戸(予算〇〇万円相当)
※申請の受付は先着順となります。
春日井市がサポートする診断なので、金額は無料です。
まず最初に耐震診断を受けてから、その後に補助金申請の流れになります。
昭和56年以前の木造建築という条件をクリアすれば、おおむね耐震補強が必要な診断結果となり、多くの方が補助金交付対象となっております。
耐震診断を申し込んでから結果が出るまで2か月ほど時間がかかります。
その診断結果をもとに交付申請ができるので、お急ぎの方は所要時間に注意してください。
交付の手順と注意点
□印の部分が申請者側で手続きが必要なところです。
手続きは、仮申込書を建築指導課へ提出してください。
仮申込書は、申請を予定する年度の12月中旬まで受付しています。
申し込みから結果が出るまでに、およそ2か月ほど時間がかかるので、ご注意ください。
工事の契約及び着手の前に補助金交付申請が必要です。
申請前に契約及び着手をすると、補助金を交付することができないのでご注意ください。
解体工事が完了したときは、完了から30日以内又は当該年度の2月末日までのいずれか早い期日までに完了実績報告書を提出してください。
補助金交付確定通知書を受けた日から起算して10日以内に補助金交付請求書を提出してください。
事前に準備する書類はかなり多いです。
チェック漏れがないように、一宮市役所の方で一覧表が用意されてますので、参考にしてください。
- 補助金交付申請:10通
- 完了実績報告書:6通
春日井市役所の木造住宅除却費補助のホームページはこちら。
申請書類が多く、手順を間違えないように進めるのは少し大変かも。。
豊和解体では、助成金の申請手続きも代行しております。
老朽空き家解体工事費補助金
空き家に限りますが、【老朽空き家解体工事費補助金】という制度が整備されており、最大20万円を受給することができます。
建築後木造にあっては22年、非木造にあっては47年を経過したものであれば、おおむね対象となります。
補助対象と給付金額について
対象になるのは、「空家等対策の推進に関する特別措置法」第2条第1項に規定する空き家のうち、個人が所有する住宅です。
- 1年以上使用されていないもの。
- 建築後木造にあっては22年、非木造にあっては47年を経過したもの。
- 対象経費の3分の2(1,000円未満切り捨て)
- 上限額20万円
- 予算枠 80戸(予算1,600万円相当)
※申請の受付は先着順となります。
- 空き家の所有者
- 当該空き家の存する土地の所有者
- 空き家又は土地の所有者の親族等で市長が認める者
空き家の証明について
補助条件の1つに、【1年以上使用していない】ことがあります。
空き家の証明としては、主に水道水の使用料を参考とします。
一般的に市役所側は、上下水道課の使用量推移のデータを確認とります。
何かしらの事情で水道水を使用している場合は、電気やガスなど別のライフラインで証明する必要があります。
補助金交付の手順と注意点
手続きなの主な流れを解説します。
◆印の部分が申請者側で手続きが必要なところです。
- 事前準備
- ◆交付申請
- 交付の決定通知(2~3週間ほど)
- ◆契約・解体工事
- ◆完了実績報告書の提出
- 助成金の確定通知(2~3週間ほど)
- ◆助成金の請求
- 助成金の振込
補助金申請の前にする事前準備です。
- 解体業者の許認可(建設業の許可など)の写し
- 解体工事業者のお見積書
工事の契約及び着手の前に補助金交付申請が必要です。申請前に契約及び着手をすると、補助金を交付することができないのでご注意ください。
解体工事が完了したときは、完了から30日以内又は当該年度の3月15日までのいずれか早い期日までに完了実績報告書を提出してください。
補助金交付確定通知書を受けた日から起算して10日以内に補助金交付請求書を提出してください。
事前に準備する書類はかなり多いです。
チェック漏れがないように、春日井市役所の方で一覧表が用意されてますので、参考にしてください。
- 補助金交付申請:10通
- 完了実績報告書:5通
» 申請書類の一覧表
申請書類が多く、手順を間違えないように進めるのは少し大変かも。。
豊和では、助成金の申請手続きも代行しております。
ご自身が対象となることが分かったら、下記のことを確認しましょう。 解体工事の補助金について、よく頂く質問集です。 市役所の補助金制度は、毎年4月から翌年3月の期内で運営しています。申請受付の締め切りは、毎年1月末日あたりとなります。 2、3月は年度末になり、受け付け業務はしてもらえない可能性が高いです。その場合は翌年の4・5月からの受け付けとなります。 年度末の3月に近くなればなるほど、予算いっぱいで受付終了する可能性があります。 多くの市で期の途中で受付を終了しておりますので、申請は計画的に早目に動きましょう。 受給条件に建物の所有者とありますが、借地の場合でも建物の所有者であれば問題なく受給できます。 補助金の申請は、解体工事の前にする手続きです。 解体工事が始まってからでは対象になりませんので、くれぐれもご注意ください。 受給時期は、申請手続きの一番最後です。 解体業者への支払いが終わった後に補助金の受給となります。 補助金のよくある質問
【まとめ】
この記事では、愛知県春日井市の解体費用事例集をご紹介しました。
私たちが実際に施工した費用事例なので、ご自身の物件と比べて費用の参考にしてみてください。
春日井市は、木造住宅と空き家の解体工事では2つの補助金制度が整備されております。
とくに空き家の解体工事に対して予算枠は80戸(予算1,600万円相当)ほどあり(令和5年現在)、愛知県内でも比較的整った補助制度が整備されています。
事前の【不良住宅判定の調査】が必要ないので、他の市町村と比べても申請がスムーズに進めやすいので、対象条件や手順をよく読んで、ご自身の助成金・補助金の受給にお役立て下さい。
2つの補助金制度について、特に注意することです。
どちらにしても毎年予算いっぱいの申し込みがあるので、早めの準備を進めましょう。
- 木造住宅で、1981年(昭和56年)5月31日以前の建物
- 【無料耐震診断】は必要で、2か月ほど時間がかかる
- 限度額20万円給付(予定戸数●●戸、予算●●万円相当)
- 毎年おおむね予算は消化している
- 空き家が対象
- 【不良住宅判定の調査】は不要
- 限度額20万円給付(予算戸数80戸、予算1,600万円相当)
- 毎年おおむね予算は消化している
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